堆肥熱育雛

 今月末、ひよこ100羽の入雛を控え、先日堆肥熱育雛の準備をしました。
 
現在は電気が主流ですが、堆肥の発酵熱を利用したひよこの育て方です。
 
今回で2回目になります。
 

 まず、地面に穴を掘ります。
 
 幅は役90CM 深さは30~45CMに
 
 掘り下げます。
 
 
 
 
 
 
 
 わらを硫酸アンモニアを溶かした水に
 
 約1分間浸して、積んでおきます。
 
 約10時間この状態です。
 
 
 
 
 
 
 

 同じ寸法に切ったわらを鶏糞と交互に積み重ね、硫酸アンモニアを
 
 ふりかけます。
 
 40年前に書かれた養鶏書を紐解きながらの作業です。
 
 寸法や重さの単位が、~匁(もんめ) や ~尺で書かれています。
 
 まず現代の単位に直さなければ・・・
 
 
 
 
 
 
 


 おかみが3段ごとに踏み込みます。
 
園長はひたすらわらを切ります。 
 
けっこう腰に来る作業です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 あたりは真っ暗、
 
 こどもたちも保育園から
 
 帰ってきました。
 
 となりの部屋では鶏たちが
 
 なにしてんだろと?
 
 興味津々です。
 
 
 
 
 
 
 枠を立てて、やっと終了です。 使用したわらは50Kg 一週間もすると温度が上がり、
 
ひよこたちを迎えることができます。 は~ くたびれた。 今日は家族で外食しました。
 
 
手間隙のかかる作業ですが、堆肥熱で育てたひよこは、性格も温和で、毛艶もよく、病気知らずだそうです。
 
現在の日本でこのやり方をしているところがいくつあるか知りませんが、本間農園では続けていきたいと思って
 
います。
 
 
 
 

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