平成29年度 神埼市脊振中学校 「立志式」
平成30年2月24日 長男の中学校で立志式がありました。
立志式とは昔の成人式にあたるもので、数え年で15歳、現在の年齢で14歳のときにまさに字のとおり「志を立てる」という意味をもつ節目の式です。
二年生は2人。2人のために神埼市長さん、教育長さん、地元の公民館長さん、民生委員の方、お世話になった保育園の園長先生等々、多くの来賓の方々が駆けつけてきてくださり、見守られながら祝福をうけながらの立志式となりました。
式が終わると脊振中学校の大先輩、現在特別支援学校の講師をされている 伊東みどりさんの講話がありました。厳かな式典の空気は一変して、昔の脊振の様子を感じながらはっちゃけながらのびのび小学校・中学校生活をしていた話を聞かせていただきました。
ご年配の方から聞く昔の脊振の様子とはまたちがっていて、分校での様子から始まって今現在にいたるまでの変遷を時には失敗、ずっこけの体験も交えて笑いもこぼれて和んだ空気に包まれました。
家庭科の教師から特別支援学校のほうへ移られてからは悩みながらも、生徒や保護者から多くのものを学んだりささえてもらいながら、真剣に生徒さんたちと生きている様子を写真交えて紹介がありました。
伊東みどりさんが立志式迎えた二人に贈る言葉は「きつかったら逃げてもいいよ」でした。
特別支援学校に通っている生徒さんの突然の死、教え子の事故による突然の死・・・ムネにぽっかり穴が開きながらも、生き残されている私達が生きていくすべ。人生いろんなことがあるけれど、生きていればなんとかなる。きつかったらときには逃げてもいいやん。人の中に紛れてもいいやん。伊東みどりさんの言葉に在校生も涙がポロポロこぼれます。私は滝のように流れます。(T T)隣に座っていた光之介がハンカチで滝のように流れる涙をふいてくれます。「かあちゃん、なんでなきよると?」母曰く「目から汗がでよるとよ!」最後までやさしく光之介がハンカチでふき取ってくれていました。
講話が終わったら、生徒、先生、保護者みんなで祝い餅つき!!
つきたてのお餅はおいしかったー。私お餅つき初めてでした。家族で杵つき合わせてつけるなんて幸せです。(次男坊はバレーの試合でいなかったけど・・・)
餅つきも事前に打ち合わせや準備をしてくださった先生方や保護者の皆さんがいてくださったからこそ。本当にいい立志式をしてくださり、感謝、感謝でした。
どうしてもブログ書くの夜更けになって、睡眠優先でなかなか書き出しきれなかったけれど、この立志式は書き残しておきたかった。真剣に生きている人のメッセージは感動して、感動が生きていく糧となる。息子達に次々背を抜かれ「かあちゃん、こんなに小さかったっけ?」なんていわれているけどまだまだ、負けてちゃおられん!!毎日の忙しさを言い訳にしないで私も私の人生をもっとチャレンジしていこう!