重ね煮
連休がこうも長く続くと、子どもたちとの過ごし方を考えてしまう。特に、今日は雨で外でパワーを発散できない子どもたち。その元気を有効に活かそうと、一緒にコロッケ作りをした。まずは材料を切るところから。やりたがりの遼平、大活躍です!!
本間農園では「重ね煮」と言うものをよく使います。たとえば今日のコロッケとかは、材料のしめじ、たまねぎ、にんじんをきざんで、鍋でまず重ねて蒸し煮をしてしまうんです。佐賀の大和町にあるY.H.C矢山クリニックでこの「重ね煮」なるものの料理教室に行かせてもらったのが始まりなのですが、ただ重ねて煮ただけなのに漢方薬より高いエネルギー(気)があるとおききしました。しかも野菜の甘みが引き出されてとっても美味しくなるんです!!詳しくは『わらのごはん』船越康弘・船越かおり著 地湧社出版をごらんください。『わらの料理』と言う本もオススメです。同著。
ふかしたジャガイモと混ぜればコロッケ、豆乳と混ぜて塩コショウで味をととのえれば野菜の甘みったぷり豆乳スープ、ひき肉とトマトをたせばミートソース、お味噌汁に入れたり、チャーハンの具になったり、時間のあるときにその時ある野菜や乾物もので重ね煮をしておくととっても便利!!
鍋の中の重ね方はこんにゃくはほとんど水分なので一番下になり次はきのこ・海藻となります。あとは畑になっている状態で、果菜(なす・トマト・きゅうり)は地上になるもの実なので上にいく力があるので鍋では下の部分になり、根菜類(大根・たまねぎ・にんじん)は下に実を伸ばすもので下にいく力があるので、鍋では上の部分になります。鍋の中で野菜同士の気が行き交いやすいよう鍋の下と上に重ね塩をします。
たまに順番を間違うときもありますが、頭の中で「えっ~とこれは・・・」と畑の様子を浮かべながら鍋に重ねていくときは幸せのひとときでもあります。畑で取れる野菜たちをより美味しく、と手をかけれるのは楽しいし、自然にありがたいなぁ~とこうべたるる思いです。(^-^)