昨日の続き
10年前はまだ農業らしい農業はしておらず、ヤギを飼っていたぐらいで、その時赤峰さんに質問した記憶があります。
その内容は、一般的な本には、酸性に弱いホウレン草などには石灰をまいて、中和したり、野菜の種類によって土を変えると書いてあるけれど、よく分からない。土作りをしていく上で、どんな野菜でも元気に育つ土を目指す、というので良いのでしょうか? 確かこんな質問だったと思います。
赤峰さんはニコニコしながら、それで良いと言い、ぜひ田んぼをしたらいいですね。と言ってくれました。
あれから10年、赤峰さんの言葉通り、田んぼを始め、今年から野菜作りを始めるタイミングで本棚で眠っていたこの本
循環農法と出会った。
運命的なものを感じます。
本には具体的な野菜や堆肥の作り方も載っていますが、そのことより、自然界への観方、捉え方が面白いです。
例えば、害虫は 神虫
雑草は 神草
病気は 神菌
人間よりの観方で、害があるもの、邪魔者 から、全て自然界の理に従って、土を浄化し、バランスを取り戻してくれる存在。
中学生の時初めて見た、風の谷のナウシカに似た哲学を感じました。
豊かな植生態型、生えてくる草の種類で
土のことを知ることができるそうです。
草に感動して、眺めていると、3男 光之介が、何してるの?とやって来ました。
さっそく実践します。(^^)d